五月晴れ 誤解されてる?

成績アップと、大分の高校入試、大学入試、豊府中入試に強い塾、ライズの都です。

 

先週は天気図から梅雨前線が消えて、もう梅雨明けしてしまったのではないかと思えるほどの晴天が続きました。

一昨日は夏至だったこともあり、強烈な日差しが降り注いで日本の各地が猛暑になりました。

まさに五月晴れ(さつきばれ)と言うにふさわしい天気でした。

 

・・・ん?  何を言うとんのじゃ!

今は6月ではないか?

それなのに「五月晴れ」とは、お前は1ヶ月居眠りでもしていたのか?

と思われるかもしれません。

 

しかし、ここでの五月(さつき)とは旧暦(江戸時代まで使われていたカレンダー)でのお話。

旧暦は新月の日を毎月の1日(ついたち)にするカレンダーです。

今日は旧暦では5月28日にあたります。

旧暦はだいたい現行のカレンダーに1ヶ月遅れています。

旧暦の五月はおおよそ梅雨の時期になるのです。

ですから、五月晴れとは本来「梅雨の晴れ間」のことを指すことばなのですね。

 

現在では五月晴れは「5月のすがすがしい晴天」のことだと思っている人も多いでしょう。

旧暦は現代人の大部分にとって馴染みが薄いものになってしまったため、それも致し方ないこと。

むしろ、ことばは時代とともに変化するものですから、

今を生きる人々の生活感覚に合った新しいことばとして、(誤用とはせずに)受け入れていってもいいのかもしれませんね。

 

 

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