力士と私が相撲をとったら…

私が負けるに決まってます(笑)

私は標準的な体型…、いやかなり細身です。。。もちろん、特別な稽古などしていません。

ただ、私と力士には同じ大きさの力がはたらいています。

そうです。「作用・反作用の法則」です。

これに基づけば、同じ大きさの力を及ぼし合っているということは自明です。

しかし、実際に同じ大きさの力を及ぼし合っているように見えるでしょうか?想像してみてください。力士とひょろひょろの中年男性がぶつかり合う瞬間を(笑)

理屈では同じ大きさの力を及ぼし合っているということは理解できても、感覚的には「本当に?」と感じる方もいらっしゃると思います。

同じ大きさの力を受けたとき、力の受け手がどれほどの力に耐えることができるかによってその後の動きが変わるわけですから、同じ大きさの力を及ぼし合っていることが「当たり前だ!」と感じる方もまたいらっしゃると思います。

物理法則の理解云々もありますが、最も大きな原因は、「力自体は目に見えない」ということだと私は考えています。

自分自身が直接受ける力は別としても、視覚的には、物の動きや変形等を通してしか「力」というものを認識できないということに対して、極端に言えば盲目的なのです。

大きくて重そうな物が動いていると、強い力がはたらいているのだろうと想像する。小さくて軽そうな物が動いていても、そこには力の存在を考えることもない。

科学的な視点をもつことは、物の大小に関係なく、目には見えないものを“見る”チカラを養うことでもあります。

世界を見る視野をポジティブな意味で広げること。

試験や受験に向けての勉強であっても、サイエンスを興味深いものだと感じてもらいたいという思いを込めて、日々の指導にあたっています。

南大分校:牛嶋 健詞

 

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