これだけは!歴史年号語呂合わせ 24選 第6回

こんにちは。講師亀崎です。

 

今回は2ついっぺんです。

 

710 平城京遷都(せんと)

→ なんと見事な平城京

 

794 平安京遷都

→ 鳴くようぐいす平安京

出ました!

歴史年号語呂合わせの中でも、3本の指に入るほど有名なヤツです。

年号が頭に入ってないと「あれ?どっちが先だっけ?」ってなりますよね。

平城京遷都が先です。

では、くわしく見ていきましょう。

 

まず、平城京について。

奈良時代といえば、通常平城京遷都の710年から平安京遷都の794年までを指します。

絶対に覚えておかなければならない天皇は、聖武天皇です。

余裕があれば、聖武天皇の皇后である光明皇后も覚えてほしいですね。

ちなみに、光明皇后のお父さんは、藤原不比等です。

もう藤原氏がグイグイ来てますよね。

また、奈良時代の文化は天平(てんぴょう)文化とよばれます。

「天平」とは、奈良時代中の元号(令和とか平成とか)を表します。

その元号は、

天平・天平感宝(かんぽう)・天平勝宝(しょうほう)・天平宝子(ほうじ)・天平神護(じんご)

の5つです。729~767年です。

有用な書物は4つ。古事記・日本書紀・風土記・万葉集です。

あとは、東大寺大仏と正倉院は押さえておきましょう。

 

そんな平城京も、仏教勢力が強くなりすぎたり、水運が難しかったりで、遷都が検討されます。

784年、時の桓武(かんむ)天皇は新しい都を作ることを決定しました。

初めは長岡京(現在の京都府長岡京市周辺)の造営が始まりました。

しかし、何やかんやあって長岡京完成前に「やっぱ、もっと別のとこがいい!」となりました。

詳細は・・・自分で調べてみてください。ドロドロしています。

こうして794年、桓武天皇は新しい都・平安京(現在の京都府京都市)を完成させました。

この、平安京遷都から鎌倉幕府スタートまでが「平安時代」です。

とはいえ、平安京は千年以上、日本の首都であり続けました。

内裏(天皇とその家族のお住まい)があったからです。

現在の皇居は東京ですね。

 

今回は平城京・平安京遷都の年号を扱いました。

歴史を勉強するうえで、時代区分とその順番を覚えることは必須です。

しっかり頭に入れてくださいね。

 

では、また。