今日は『三十年戦争』中の和平条約が結ばれた日

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今から390年前の1635年5月30 日,1618年~1648年まで続いた『三十年戦争』の途中に,

和平条約が結ばれました。

宗教改革から100年後に起こったこの戦争は,最大で最後の旧教VS新教の戦いと言われます。

当時,神聖ローマ帝国の皇帝位を継承し,ヨーロッパで強大な力を持っていた

ハプスブルク家(もとはスイス)にとって,

ルターやカルバンの考え方(新教)はかなり邪魔になっていました。

そこで,旧教を保護し,新教を徹底的に迫害していきます。

当時,ハプスブルク家を目障りに感じていたフランス(ブルボン家)は,

もともと旧教派だったのに,新教側に寝返り,オランダ・デンマーク・スウェーデンと力を合わせ

ハプスブルク家に対抗します。これが『三十年戦争』の始まりです。

1634年に両陣営の主力の戦死や暗殺が相次ぎ,この翌年の5月30日に一旦和平条約が結ばれます。

しかし,それでも戦争は終わりませんでした。

最終的にハプスブルク家は崩壊し,フランスのブルボン家が台頭し,ヨーロッパNo.1になります。

ここで,ルターから始まった宗教改革がらみの戦争は終わりましたが,

ここからは権力争いの戦いが始まります。