H28年度大分県公立入試分析【数学】

こんにちは。市総体が終わり、部活生は一段落した生徒さんも多くなったのではと思います。
ここから一気に受験生、加速していきましょう!
まだ部活が残っている生徒さんは、しっかり両立していきましょう。

さて、表題にもありますが、入試分析を各教科ごと、ライズのスタッフが作成した分を
お知らせさせていただきたいと思います。

今回は数学!!

数学の分析は河野が作成した物になります。

1.平均点&学年別小問数比較
<過去5年間の傾向(小問数比較)> → 26年以前は60点満点換算

項目/年度 24年 25年 26年 27年 28年 28年配点
中1内容 8問 10問 6問 6.5問 8.5問 16点
中2内容 5問 12問 8.5問 9.5問 8問 16点
中3内容 15問 8問 12.5問 11問 12.5問 28点
小問合計 28問 30問 27問 27問 29問 60
入試平均点 28.0 30.2 26.4 27.9 25.5

* 数学:25.5点(昨年比: -2.4 点)
* 問題数はやや増。中1内容が去年より少し増えたが中2内容が減ったため,中1・2:中3の配点は昨年通り。その割には平均点は低かったと予想される。
* 【1】は例年より少し簡単。(7)の作図が相似と三平方の考え方が必要で少し難しかった。
【2】は昨年までは一貫性のある問題だったが,今年は(1)2次関数,(2)反比例と別内容に分かれた。(3)レベルの問題がなくなったので,難易度は下がったと言える。
【3】と【4】の並びが逆になったが,内容に大きな変更はなかった。
【5】は図形のイメージさえできれば例年より簡単だったと言える。
【6】の証明は最近の入試のレベルからすると少し難しかった。(3)は発想に気づきさえすれば解けるが,例年通り簡単にはいかない問題だった。

3.どこから出題されているか?
* 基本の出題形式は変わっていないので,今までのテキストで大丈夫。
* 基礎計算や各大問の最初の方の問題は,教科書や基礎学A・Bレベルがほとんど。
* 今年は,【6】(3)は,新研究のC問題レベル(基礎学C問題レベルより難しい)。
他は,だいたい合同模試や塾のテキスト(全国高校入試問題集)などで扱ったような問題だった。

基礎的な問題をこの夏までに完成し、二学期以降に応用に手が届くまで持って行っておく必要があります。
この夏でしっかり土台固め!

阿部

https://www.shigakukairise.jp/middleschool_rise/