2020年問題(1)

5/1より,新しいホームページになりました。それに合わせて,いくつかのブログを書いていこうと思います。
1つ目の今回は「2020年問題」を取り上げます。

2020年問題とは何でしょうか?
この言い方は,塾の業界用語的な部分があるのですが,
ごく簡単に言えば,2020年に大学入試が大きく変わる,
ということを表しています。・・・日本人は「〇〇年問題」が好きですから。

呼び名はともかく,この入試改革は大変な変革になります。
その内容を、現時点でわかっていることを中心にお話ししていこうと思います。
もちろん,新しい情報が入り次第,随時共有していくつもりです。

第1回目の今回はまず,次のことだけ触れておきます。
この2020年大学入試改革にぶつかる学年は中学1年生(2015年現在の)です。
それ以降の学年は当然当てはまってきます。
ただ,その上の学年は今まで通り,と言いたいところですが,そうでもありません。
完全実施は2020年ですが,現在の2次試験と呼ばれる入試に関しては,「2016年入試(来年)より,実施可能なものから順次」となっています。

ということは,現高3生も関係がある,ということを意味します。

現実,今年の入試にも一部変化が見られていますので,実際に大学入試改革は
スタートしている,と言えます。そして最後に
この入試改革は,一般の方が思っている以上に大変になる
ということだけは強調しておきたいです。
これは,塾が入試改革であおっている,いうレベルの話ではありません。

このことについて,次回からじっくりと説明していきます。