2次関数の重要性

高校数学は、数学IA、数学IIB、数学IIIと5科目に分かれており、約20の分野に分けられています。

センター試験では、様々な分野が満遍なく出題され、2次試験では、大学によってどの分野が頻出かが変わってきます。理系であれば、数IIIの微積、極限、ベクトル、数列などが頻出なところが多いでしょうか。文系であれば、図形と方程式、確率、数IIの微積、数列などでしょうか。

では、どの分野が最も重要なのでしょうか。

それは、タイトルにもありますが、

もっとも重要な分野は、数Iの2次関数です!

2次関数が直接出題されるわけではなく、その後の単元にはいつも、2次関数が関わる、あるいは、2次関数の問題を単に別の関数で考えているに過ぎないことがある、ということです。

三角関数や指数・対数関数では、必ず置き換えで、2次関数の最大値・最小値の問題に帰着する問題があります。

3次式や4次式、三角関数、指数・対数関数、あらゆる分野の式を含んだ方程式の解の個数に関する問題では、2次関数の話と同じです。

また、ベクトルの長さの最大・最小、ベクトルを用いた三角形の面積の最大・最小。。。etc。。。

このように、2次関数はあらゆる場面で必要になります。新しい単元が難しいのではなく、2次関数が理解できていないので、解けるはずがないのです。

逆に言えば、2次関数の勉強をし直して、完璧にマスターしてしまえば、他の分野もできるようになります。

数学が苦手な生徒さんは、一先ず、2次関数の復習をしてみてはいかがでしょうか?

ライズ1では、高校1年生はすでに2次関数を扱っています。2次関数が1番大事だからです。

今から大学入試を見据えた勉強を始めましょう!