なっとく?速読!

第12回
平成29年度(2017年度)高校入試と速読

こんにちは。ライズ速読担当の亀崎です。

平成29年3月7日、大分県の公立高校入試が実施されました。
受験生の皆さん、お疲れ様でした!
受験勉強ですり減らした精神を、ゆっくり休めてください。

新受験生は、スイッチが入りましたか?

今回は、高校入試、特に国語の問題についての話しです。

内容はもうご存知ですか?
解答や解説につきましては、HPのトップからメディア・アーカイブへどうぞ。

今回の国語の問題用紙に書かれてある文字数を、カウントしてみました。
方法は、本当にアナログというか、1字ずつ数える方式です。
今年の国語は約11500字以上ありました。

この数は、センター入試国語の約半分です。
しかし、時間が50分であることや対象が中3生ということを考えると、そんなに少ないとはいえないのではないでしょうか。
400字詰め原稿用紙で29枚分です。

一般的に、テストを作る際は解答にかかる時間を制限時間の6割に設定します。
大分県は50分なので、30分が解答にかける時間です。

すると、問題文を読む時間は20分しか余裕がないということです。

一般人の平均的な読むスピードは、前回にも書いたように1分で500字程度です。
ということは、11500字読むのに23分かかります。3分オーバーです。

高校入試も、一般人を対象に作っていないのですね。

逆算してみましょう。

20分で11500字読むためには、1分間に600字近く読めなければなりません。

では、真面目に1年以上速読をして1分間に1500字読めるようになればどうでしょうか。
11500字読むのにかかる時間は・・・8分弱
なんと、12分以上見直しに時間が使えるのです。

高校入試の国語での見直し時間は非常に重要です。
というのも、問題の中に「作文」があるからです(センター試験には作文はない)。

高校入試の作文は、減点方式です。条件違反、誤字脱字、文法崩壊があれば減点されます。
よい内容を書くよりも、ミスがない文章を書くべきなのです。
つまり、見直し時間に推敲をしてこういったミスをなくさないといけません。

ちなみにですが、国語の苦手な中学生の読書スピードはどれくらいだと思いますか?
私の経験上、なんと1分間に200~300字程度しか読めていません。
平均の約半分なのです。
このスピードだと、問題文を読みきることすらできません。

実際、そういう生徒は本文を読まずに答えを書いています。
これでは高得点をとれるはずがありません。

「文章を速く読めること」は、入試を戦ううえで「有利なこと」なのではありません。
「必要なこと」なのです。

今、国語が苦手だと悩んでいるなら、まず速読をしてみてはどうでしょうか?
英語や社会はもちろんのこと、数学や理科でも問題の長文化が進んでいますよ。

速読の事をもっと知りたい方はこちら ➡ http://www.sokunousokudoku.net/school_LP

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