H30大分県公立高校入試[社会第2問]

【2】基本的なレベル。気温・降水量問題が出題されているが解答はすぐに出しやすい。
(3)の林業問題がやや難しい,と思われる。

(1)① イ
日本の標準時子午線は, 兵庫県明石市を通っており東経135度である。

② ア
解答は「上越(新潟県)」を選ぶのだが,  各「雨温図・降水量のグラフ」を見てみると
上越は新潟県で冬の季節は降水量が多いのでわかる。

(2) オ
人口ピラミッドを今回は,グラフになっただけで難しくはない。日本は「少子高齢社会」なので
0~14歳のグラフ,65歳以上のグラフが,A ~ Cのどれになるかを考えると解きやすい。

(3) イ
林業の内容でした。この問題がやや難しいと思われる。林業は増加し続けているのではなく
1960年から減少しているのが正解。

(4)① 約1,250m
実際の距離を求める問題。「実際の距離=縮尺図×地形図上の長さ」で解答になる。
25,000×5=125000cm → 約1,250m となる。

② バイオマス
バイオマスとは・・・豚のふん尿と家庭や事業所から出されるごみを施設に集めて,
メタンガスを発生させ自家発電に利用している。
大分県日田市はバイオマスタウンとして有名である。

(5) 地場産業
問題内の, 地域と密接に結びついている産業という用語がこの設問の解くカギ。
地場産業・・・地域の中小資本が集まって, 特定の産物を作り, それが地域を
こえて全国的あるいは国際的な広い市場を持っている産業を指す。