2020年「高大接続改革」の進捗①

これまで,速報的に2020年問題(=高大接続改革=大学入試改革)についてに触れてきました。順番も(1)から順に並べて見られるように配置してきましたが,ここからは,2017年3月に出された「高大接続改革の進捗状況について」を元に,現在の進捗状況を,順にお知らせしていこうと思います。新しいものが前に来ますので,順にご覧になりたい方は①~逆流していただければ,と思います。

まず,第1回目は「高等学校基礎学力テスト(仮称)」の名称について

〇名称については,受検者から見て,何のために行うものなのかが端的に伝わるものとする必要。
〇名称は,試行調査等を通じて検証を行う出題の内容や結果の提示方法など,仕組み全体の性質を表すものであることから,実施内容の決定と併せて正式決定するとしてはどうか。
〇基礎テストの趣旨を早期に正しく理解してもらうために,「テスト」に替えて「診断」を用いた呼称で広報を進めてはどうか。

このような議論の結果
「高校生のための学びの基礎診断」となりました。

が,やはり「仮称」ですので,再度変わることも考えられます。

また,同時に
〇大学入試センター試験に代わる新たなテストの名称については、これまで、「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」として仮称を用いてきたところであるが、このテストについては、
① 大学入学希望者に求められる共通の学力として、高等学校教育を通じて育まれる学力のうち「知識・技能」を十分有しているかの評価も行いつつ、思考力・判断力・表現力等を中心に評価するものであること、
② 大学入学希望者の高等学校における学習成果を把握し、大学教育へと接続させていくために、利用大学が共同して実施する共通テストであること、などを踏まえた簡素で覚えやすい適切な名称を設定することが必要である。
〇このため、大学入学希望者の共通の学力評価という内容面とともに、利用大学が共同実施する共通テストという実施面の双方の性格をより端的に表象するものとして、新たなテストの名称を、「大学入学共通テスト」とする方向で検討している。

ということで,やはりこの時点では,仮称ですが,通称「共通テスト」となりそうです。「共通1次」に近くなって,昔に戻った気がしますね。

では,次回から,細かい内容に入っていきます【続く】

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