豊府中入試の試験!

豊府中入試まで1ヶ月弱・・・気合も入ってきたことでしょう。今回は入試の中身についてご紹介します。

豊府中学校の試験内容は適性検査、面接、調査書の総合評価で決定します。
適性検査とは何なのか?普段の学習はもちろんのこと,多くの情報や知識が必要になります。具体的には国語力を根底に置き,教科の垣根(かきね)をこえ,身近なことから問題が発展するケースが多く見受けられます。入試直前のことではなく,目安は1年前ぐらいの情報を知っておき,社会や算数,理科の内容に置き換えられないかを考えてみましょう。

例えば,北陸新幹線の開通。一見「便利になった。」という反応でしかないでしょうが,実はここに多くの宝が隠されているのです。その考え方を一つ。。。。

人の流れが大きく変化する→新幹線などのインフラ整備では,まず人(観光客)が動きます→人の流れが変わってくると,前年度との変化が大きくなり,問題になりやすくなってきます。

例:昨年度の資料と今年度の資料を見て変化したことを書きなさい。また,それはなぜですか。

この場合は必ず資料にそって答えを作ることです。資料を比較する場合は,特に大きな変化のあるところに着目していきましょう。当然,変化の理由が会話や資料の中に盛り込まれています。この2点をしっかり守ると良い答えになりますよ。

適性検査は今後の大学入試にいきてくると予測されています。身近なこと一つから多くのことに目を向けていかないといけないということです。適性検査には考えさせる内容がたくさんあります。知識だけでは合格はできません。一つ一つに対して良い面と悪い面を学び,自分の意見を持ち,その理由や関連事項をまとめるということを勉強の一部に取り入れてみてはいかがでしょうか。その具体的な方法として,保護者の方や同じ適性検査を受ける友達と話し合ってみること。話している中で考えがまとまり,広い視野でものを見ることができるようになりますよ。

注意点は,適性検査の勉強だけしていれば良いというわけではないことです。小学校の学習内容がしっかりと基盤にないと適性検査は太刀打ちができません。また、仮に勉強せずに合格したとしても中学の勉強についていけない状況になります。

豊府中入試には色々な意味合いがあります。なにより,【豊府中入試をゴールにしないこと】ここが最大の目標です。入試までに努力してきたことに最大の意味があります。このことをしっかりと受け入れたうえで,豊府中学入試を受験してみてはいかがでしょうか。 南大分校 赤嶺